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特別公開「独逸医家の風貌」展(「東大総合研究博物館インターメデイアテク」主催)が開催されました!

 会場:JPタワー3F(東大インターメデイアテク) JR東京駅丸の内南口より徒歩1分(KITTEビル)

会期:令和4(2022)年9月13日~12月11日。11;00~18;00(金・土は20;00) 入館料は無料。月曜日休館。

  現在、東京大学総合研究博物館インターメデイアテクでは、特別公開「独逸医家の風貌」展が開催されています。本展覧会は、東大総合研究博物館所蔵の「三宅一族旧蔵コレクション」史料をメインに、我が国西洋医学黎明期に活躍したお雇い外国人医師や東京医学校でドイツ医学を教授したミュルレル(外科・眼科:1824ー1893)、ホフマン(内科学:1837ー1894)、シュルツ(解剖学:1840ー1912)、スクリバ(外科・皮膚科:1848ー1905)、デーニッツ(解剖学:1838ー1912)、ベルツ(生理学・病理学:1849ー1913)ら、様々な「独逸医家の風貌」を通して、我が国近代医学発展の礎となったドイツ医学導入とドイツ仁医学教師達の貢献を顕彰し、肖像画・肖像写真及び関連資料26点を展示・紹介した展覧会です。

       ※E.ベルツ(1849ー1913)                「三宅一族旧蔵コレクション」とは、「近代医家三宅一族四代」が所蔵した史料のことです。初代三宅艮斎(1817ー1868)、三宅秀(1848ー1938)、三宅鑛一(1876ー1954)、三宅仁(1908ー1969)を指し、何れも東京大学教授を歴任しています。また三宅秀(ひいず)が、文政三年(1863)の「幕府遣欧使節団」に随行した際、欧州から、医療器具(注射器・体温計・胃鏡・顕微鏡・体温計・聴診器・検眼鏡・包帯・シャーレなど)や科学器具等を多数購入し帰国したので、会場には珍しい当時の医療器具も展示されています。

                                                                                          ※相良知安(1836ー1906)            我が国へドイツ医学導入に尽力した元佐賀藩医相良知安に関する史料では、「相良知安先生記念碑」除幕式(昭和10年12月8日:東大医学部構内)の写真と解説が展示され、碑文の拓本も展示されています。 会場には、音声アプリ(サウンドレイヤー・アプリ「onIMT」)を利用して音声解説「独逸医学導入と相良知安ー医学生が語る医学史」を試聴(約8分)することが出来ますので、大変便利です。この音声解説は昨年から公開され、当時の東大医学部の2名の医学生がナレーターとして録音・解説された優れものです。  

   

 ※JPタワー(KITTEビル:東京都丸の内2-7-2)

                                                   

  ※特別公開『独逸医家の風貌』展サイトは→→http://www.intermediatheque.jp/ja/schedule/view/id/IMT0254

 

              

 

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