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「第2回さが維新まつり」の開催と「さが維新行列」の紹介です

 

「さが幕末維新博」関連事業として、平成30年10月に開催された「第1回さが維新まつり」に継続して、「第2回さが維新まつり」(令和元年10月19日)が開催されました。佐賀城周辺を中心に開催され、「さが維新行列」が行われ、佐賀ゆかりの25偉人たちに扮して、華やかな時代行列となりました。

 「第1回さが維新まつり」(平成30年10月20日)が無事終了し、継続して令和元年は「第2回さが維新まつり」(令和元年10月19日)が、秋晴れの好天下に開催され、無事成功裡に終了しましたので報告します。筆者は昨年に「さが維新行列」の「近代医学の礎を築いた医学者たち」グループに、お付き医師として行進しましたが、今年は光栄にも先祖「相良知安」役を頂き感激して行進しました。今年の医学者グループ7名は、昨年参加した公募のメンバーと異なり、今年は初めて参加する公募の若い人と共に行進しました。 

※佐賀城鯱の門での出発合図(鍋島直大役と妻栄子役)

                       佐賀藩がなした偉業や輩出した偉人たちを顕彰し、その「志」を未来へと繋ぐ目的が、「さが維新まつり」のコンセプトです。幕末・明治期に佐賀藩は、明治維新の変革期に活躍し、我が国近代化へ大きく貢献しました。その時代に、各分野で活躍した佐賀県ゆかりの偉人たちが、佐賀の街を時代衣装を着用して練り歩く行列です。一般公募による参加者が、郷土の偉人・憧れの偉人になりきって、その「志」を現在に引き継ぎ伝えるのがテーマです。

  ※伊東玄朴役と相良知安役(筆者)

「さが維新まつり」は、3部構成で実施されました。一部は、「さが維新行列」、二部は「さが維新おどり」と郷土芸能、第三部が「灯りの展示」から構成されました。今年の維新行列は、昨年のコースが変更になり行列距離が長くなりました。佐賀藩最後の第11代藩主鍋島直大(山口知事が扮した)と妻栄子(佐賀市出身の女優中越典子さんが扮した)が、葉隠太鼓による演奏のなか、佐賀城鯱の門での出発の合図をして行列がスタートしました。佐賀城鯱の門を出発した行列は、最初に新コースである西堀端にある島義勇銅像までを行進しました。銅像前のステージでは、大観衆を前に鍋島直大役(山口知事)と妻栄子役(女優中越典子)が挨拶し、栄子役の中越さんは、見事なバッスルドレスのあでやかな衣装を身につけ、観衆の注目を集めていました。

ステージから餅まき・菓子まきが行われ、我らグループメンバーもゲットしたようです。開催場所の佐賀市城内エリアには、多くの観客が参集され大賑わいとなりました。 その後行列は、西堀端沿いにお堀を回り、赤松小学校北側の道路の休憩場所で一休みしました。

   ※「医学者グループ」の行列

第2ステージの行進は、その地点から北の「こころざしの森」まで行進しました。途中のSTSサガテレビ本社前の交差点で、各グループがステージに上がり、グループ紹介とグループ代表者として相良知安役の筆者が、佐賀藩の医学と医人が、全国に誇るべきことであった点を強くアピールしました。「こころざしの森」に到着すると、市村記念体育館で小休止でした。最後は、隊列を組みながら、出発地点の佐賀卿本丸歴史館へ行進して戻る行程です。佐賀城本丸歴史館広場にて、解散式が開催され、医学者グループは鍋島直大役と記念写真を撮影し、行列終了の達成感・充実感を感じたところです。医学者グループのメンバーは、行列に参加出来たことに感激し、来年の再会を誓っていました。

 筆者は、「医学者グループ」に参加・行列したので、「さが維新行列」の画像を紹介いたします。

※「医学者グループ」と鍋島直大(山口知事)の記念写真

 

 

※以下の記事と画像は、平成30年10月に開催された「第1回さが維新まつり」と「さが維新行列」関連です。

  「肥前さが幕末維新博覧会」関連事業として、「第1回さが維新まつり」(平成30年10月20日(土)午後~:佐賀城周辺)が開催されました。目的は、幕末・明治期の佐賀藩(県)の偉業や偉人を顕彰し、その志を現在、未来に繋いでいくためです。幕末維新期に、佐賀藩は世界を見据え近代日本の礎が築かれた佐賀の地で、当時を偲び又未来を指向するとのコンセプトにより、お祭りを開催しました。祭りは、3部(①「さが維新行列」、②「灯りの空間演出」、③「さが維新おどり」)から構成されました。

※出発前の「佐賀の七賢人」と行列参加者(筆者は、後方右より二人目)

※出発前の山口知事(鍋島直大役)と筆者(医学者役)

※佐賀城鯱の門での出発式(山口知事の出発号令に呼応して出発する)

 「さが維新行進」は、約500人が参加し、佐賀城鯱の門を出発し、佐賀県立図書館南広場の「こころざしのもり」を折り返す往復1.2kmを練り歩き、華やかな時代絵巻に酔いしれました。沿道に灯された提灯のあかりの中、「佐賀ゆかりの35偉人」が登場すると、沿道から大きな拍手や手を振ったり、写真に収めたりしていました。佐賀藩最後の第11代藩主鍋島直大(山口知事が扮した)の妻栄子役は、女優の三根梓さん(嬉野市出身)が務めた。筆者は、相良知知安の子孫として、「さが維新偉人行列」に参加し、「近代医学の礎を築いた医学者たち」(9名)の一員として、医学者扮し行進しました。

「さが維新行進」で行進した「佐賀ゆかりの35偉人」たちを紹介します。①藩祖・鍋島直茂と「葉隠」の作者達(鍋島直茂・山本常朝・田代陣基)、②名君・鍋島直正と直正を支えた賢人達(鍋島直正・島津斉彬・盛姫・貢姫・鍋島茂義・鍋島茂真・鍋島直彬・古賀穀堂)、③「佐賀の七賢人」と養蒙舎の子ども達(大隈重信・島義勇・佐野常民・副島種臣・大木喬任・江藤新平・枝吉神陽ほか)、④近代医学の礎を築いた医学者達(相良知安・伊東玄朴ほか)、⑤日本の近代建築の先駆者達(辰野金吾・曾禰達蔵ほか)、⑥日本の工業・化学分野の先駆者達(志田林三郎・黒田チカほか)、⑦大企業へと発展させた実業家たち(中冨三郎・市村清・江崎利一・森永太一郎)、⑧教育・文化に尽力した先駆者達(田澤義鋪・下村湖人・石井亮一・石井筆子・中林悟竹)、⑨志を継いだ鍋島直大・栄子夫妻(鍋島直大・鍋島栄子)。

※行列中の「近代医学の礎を築いた医学者達」(9名)

フィナーレは、「鍋島直正公銅像」周辺が、ライトアップされ、光のオブジェや手作りランタンとともに、幻想的な空間を演出した。今回「浜玉祇園山車」が登場し、夜には、山車全体が発光して回転する見事な光景は圧巻でした。

※浜玉祇園山車(唐津市浜玉町)。夜は、山車全体が発光して回転する光景は圧巻でした。

 

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