この度、新刊書の『相良知安―医と易―』(羽場俊秀著:佐賀新聞社発行:1,000円+税)が、平成26年3月に出版されましたのでお知らせとご紹介します。
羽場俊秀氏は、現在愛知学泉大学教授ですが、昭和58年より「佐賀女子短期大学」(佐賀市)に6年間勤務されています。専門は日本教育史であり、佐賀藩に興味を示され藩出身の人物等についての研究を継続されています。
特に佐賀藩医「相良知安」への思い入れが強く今回の出版となりました。
【目 次】
◎まえがき
◎生い立ち
・相良知安の誕生とその時代
・知安の少年時代とその周辺
・知安の青年時代とその周辺
◎遊学時代
・江戸遊学
・長崎遊学
◎ドイツ医学の採用と受難
・時代のあらまし
・明治政府時代
・復帰後の相良知安
◎市井の人々と歩む
・従来の評価
・四書・五経のひろがり
(一)四書五経
(二)わが国での『易経』の受容
(三)江戸時代の「易」
・易者としての相良知安
(一)時代のあらまし
(二)相良知安の易占
(三)関連人物
◎悲運の群像
・相良知安
・相良元貞
・相良潤一郎、相良弘道
◎参考文献
◎あとがき
◎年 表
羽場 俊秀(はば としひで)氏
昭和26(1951)年愛知県生まれ。名古屋大学文学部及び同大学院卒業。
佐賀女子短期大学(6年間)から日本赤十字愛知短期大学に勤務。
現在は愛知学泉大学教授。「江藤新平関係文書研究会」に9年間携わる。
「明治維新史学会」及び「洋学史学会」会員。
【論文・著書】
『近代西洋文明との出会いー黎明期の西南雄藩―』(共著:杉本勲編:思文閣出版:1989年)
『佐賀県教育史』(共著:平成3年:佐賀県教育委員会発行)
『幕末期の佐賀藩の上海視察』(『洋学史学会年報第8号』:平成12年)
『竹内使節団の西洋視察』(『洋学史学会年報第11号』:平成15年)
『戦後の子どもの生活と文化』(『新版子どもの教育の歴史』:平成19年)
『相良知安―人生と易-』(『易道タイムス』連載:平成20年6月号~平成21年9月号)
『相良知安―医と易ー』(羽場俊英著)の出版に際し、著者インタービューを掲載した新聞掲載記事を紹介します。
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